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胃カメラは「鼻から」の方が楽?私があえて「口から」をすすめる理由

【こんなお悩みはありませんか?(チェックリスト)】
胃カメラ検査に不安を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。

 

☑ 「胃カメラは鼻からの方が楽」と聞いて、どうしようか迷っている

☑ 以前受けた胃カメラが辛すぎて、もう二度と受けたくない

☑ 「オエッ」となる嘔吐反射が強くて心配

☑ 初めての胃カメラなので、とにかく苦しくない方法で受けたい

☑ 胃の調子が悪いけれど、検査が怖くて後回しにしている

 

こんにちは。南流山内視鏡おなかクリニック院長、消化器内科医の前田です。

患者さんから、「胃カメラは鼻からと口から、どちらが楽ですか?」とよく聞かれます。
「鼻からの方が楽」と聞いて、最初から経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)を希望される方もいらっしゃいます。

確かに、鎮静剤を使わない検査では、鼻からの方が嘔吐反射が少なく、受けやすいことが多いです。

ただ、胃カメラのつらさは、鼻か口かだけでは決まりません。

一番のポイントは、「鎮静剤を使うかどうか」なのです。

当院では、鎮静剤を使うなら「口から」、使わないなら「鼻から」を基本的におすすめしています。今回はその理由について詳しくお話しします。

 

 

胃カメラには4つの受け方がある

検査方法は、挿入経路(鼻か口か)と鎮静剤の有無を組み合わせた、以下の4パターンがあります。

 

  1. 口から+鎮静剤あり:当院が基本的におすすめする方法
  2. 鼻から+鎮静剤あり:狭くて鼻血が出たり、体が動いてしまったりするリスクあり
  3. 鼻から+鎮静剤なし:鎮静剤を使わない場合はこちらが第一候補
  4. 口から+鎮静剤なし:当院ではおすすめしません(嘔吐反射が強いため)

 

もちろん、これは全員に当てはまる順位ではありません。体質や病気、検査の目的によって適した方法は変わってきます。

 

 

鎮静剤を使うなら、なぜ「口から」?

口から胃カメラを入れると、舌の奥や喉への刺激で「オエッ」となることがあります。
これは自分の意思では止めにくい「嘔吐反射」という体の防御反応です。

 

しかし鎮静剤を使うと、検査中の苦痛や不安は大きく軽減されます。当院では多くの方が眠っているような状態になり、検査中の記憶もほぼ残っていません。

検査後に「もう終わったんですか?」と驚かれる方がほとんどです。十分な鎮静が得られるのであれば、わざわざ狭い鼻の通路を通す必要はない、というのが私の考えです。

 

実際、鎮静剤を使った経鼻内視鏡では、無意識のうちに患者さんが急に手を伸ばして内視鏡を抜こうとされたり、起き上がろうとしたりすることがあります。

鼻の中には「鼻甲介(びこうかい)」という構造物があり、その周囲の通路は人によってかなり狭くなっています。
そこをカメラが通ると圧迫感が生じ、鼻血が出たり、検査後に痛みが残ったりすることもあるのです。

 

鎮静剤を使うなら、鼻への負担を避けて「口から」。これが当院の基本方針です。

 

 

鎮静剤を使わないなら「鼻から」

一方、鎮静剤を使わない場合は、絶対に「鼻から」がおすすめです。経鼻内視鏡は舌の奥を刺激しにくいため、経口内視鏡より嘔吐反射が少なくなることが多いからです。

ただし、「鼻からなら完全に楽」というわけではありません。

 

想像してみてください。長いうどんのようなものを鼻から喉、胃まで入れて、向きを変えたり引き戻したりする……
決して気持ちのよいものではありませんよね。実際の内視鏡には硬さがあり、局所麻酔をしても違和感は残ります。

それでも、鎮静剤を使わず口から検査するよりは、はるかに受けやすい方が多いと思います。

 

 

初めての胃カメラこそ、つらい思いをしてほしくない

特に30〜40代で初めて胃カメラを受ける方には、可能であれば鎮静剤を使った検査を検討していただきたいと思っています。

初回の検査がとてもつらく、「もう二度と受けたくない」と感じてしまったらどうでしょう。
実際、過去の苦痛がトラウマになり、必要な検査を避けてしまっている患者さんに何度もお会いしてきました。

 

胃カメラは胃がんや食道がんの早期発見に役立つ重要な検査です。
全員が毎年受ける必要はありませんが、症状やピロリ菌感染歴などに応じて、必要なときに受けられることが大切です。

一度だけ我慢して受けるより、「必要なら次も受けよう」と思える検査にしていただきたいと強く願っています。

 

初めての胃カメラ検査でご不安な方はまずはご相談ください
ご相談はこちらから

 

 

鎮静剤のデメリットもしっかりお伝えします

鎮静剤には、検査中の苦痛を減らせる大きなメリットがある反面、デメリットもあります。

薬によって呼吸や血圧が低下することがあり、まれに重い副作用が起こる可能性もあります。
また、検査後に眠気、ふらつき、吐き気が残る場合もあります。

だからこそ、当院では検査中の厳重なモニタリングと、帰宅前のリカバリールームでの回復確認(15〜20分程度)を徹底しています。

 

※ご注意ください※
鎮静剤を使った当日は、自動車・バイク・自転車の運転が一切できません。
運転が必要な方、薬に不安がある方、妊娠中の方などは、鎮静剤を使わない経鼻内視鏡も選択肢となりますのでご相談ください。

 

 

「自分が患者だったら、どんな検査を受けたいか」

以前、「口からをすすめるのは、腕に自信がないからですか?」と聞かれたことがあります。私が検査方法を選ぶ基準は、技術的な得意・不得意ではありません。

「自分が患者だったら、どんな検査を受けたいか」

私自身が胃カメラを受けるなら、鎮静剤を使って口から受けます(実際そうしています)。

初めての検査を鎮静剤なしの経鼻で受け、辛い思いをした経験があるからです。鼻の狭い通路を通してほしくないですし、できるだけ苦痛なく終わってほしいからです。

自分が受けたい、家族にも受けさせたい。そう思える医療を患者さんにご提供する。それが私の大切にしている姿勢です。

 

胃カメラ検査をご希望の方はご相談ください
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最後に

胃カメラは「鼻からか、口からか」の二択ではありません。鎮静剤の有無も含めて、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。

当院では、一人ひとりの事情に合わせた最適な検査方法を一緒に選んでいきます。

過去の検査がつらかった方も、どうぞお気軽にご相談ください。必要な検査を、必要以上に怖がらずに受けられるよう、当院がしっかりサポートいたします。

 

胃カメラ検査(上部内視鏡検査)でわかる主な病気

 

当院では、消化器内視鏡専門医が担当する鎮静剤を用いた苦痛の少ない胃カメラ検査を実施しております。

胃カメラ検査は下記のような病気を早期発見・予防につなげる大切な検査ですので、症状が続く場合にはご検討ください。

 

  • 胃がん・食道がん:早期発見により、負担の少ない治療が可能です。
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍:みぞおちの痛みや胃もたれの原因になります。
  • 逆流性食道炎:胸やけや酸っぱいものがこみ上げる症状を引き起こします。
  • ヘリコバクター・ピロリ菌感染:胃がんの主な原因となります。当院で除菌治療も可能です。
  • 慢性胃炎(萎縮性胃炎):ピロリ菌感染によって起こりやすく、定期的な観察が必要です。

 

胃の不調や健診の異常が続いている方はご相談ください
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胃カメラ検査のご案内

「胃の調子が悪い」「健診で引っかかった」という方は、苦痛の少ない当院の胃カメラ検査をご検討ください。

 

1.ご予約
24時間受付のWEB予約、または診療時間内にお電話にてご予約ください。

 

2.事前診察
まずは外来を受診いただき、医師が症状を伺った上で検査日や鎮静剤の有無を決定します。(※事前診察なしで検査のみの予約はできません)

 

3.検査当日
リラックスして検査を受けていただけるよう、スタッフ一同サポートいたします。

 

 

ご予約・お問い合わせ

お電話でのご予約:04-7170-1928
WEB予約:こちらから

 

当院へのアクセス
住所:千葉県流山市南流山2丁目4-7 Grand jour 2F
アクセス:JR武蔵野線「南流山駅」より徒歩1分
駐車場:当院には提携する駐車場はございません。鎮静剤をご希望の方は、公共交通機関またはご家族の送迎でご来院ください。