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【春に間に合わない?】スギ花粉症の舌下免疫療法を「6月〜11月」に始めなければいけない理由

毎年、春になると憂鬱なスギ花粉症。

「来年こそは、あのつらい鼻水や目のかゆみから解放されたい!」

とお考えの方も多いのではないでしょうか。

そんな花粉症状の根本的な体質改善が期待できる治療法として注目されているのが

「舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)」です。

今回は、なぜスギ花粉症の舌下免疫療法を「6月〜11月」に始めなければならないのか、

その理由と当院での治療について詳しく解説します。

舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは?

舌下免疫療法は、アレルギーの原因となっている物質(アレルゲン)を少しずつ体内に取り入れ、

体をアレルゲンに慣らしていくことで、アレルギー症状を和らげる「アレルゲン免疫療法」の一つです。

従来は注射で行う皮下免疫療法が主流でしたが、

舌下免疫療法は「舌の下に薬を含むだけ」という手軽さが特徴です。

痛みがないため、自宅で無理なく続けられる根本的な体質改善治療として普及しています。

現在、日本国内で保険適用として舌下免疫療法を受けられるのは、以下の2つのアレルギーです。

・スギ花粉症

・ダニアレルギー性鼻炎

※ヒノキ花粉や、犬・猫などの動物アレルギーに対する舌下免疫療法の薬は、現在のところ日本では承認されていません。


このように免疫をつけることで体質を改善する舌下免疫療法ですが、

実は治療が開始できないタイミングがあります。それが「花粉が飛んでいる春先」です。

ここからは、なぜ、スギ花粉症における舌下免疫療法は7月から11月に始めるべきなのかをご説明いたします。

診療のご予約はこちらから

スギ花粉症の舌下免疫療法は、なぜ「6月〜11月」に始めるべきなのか

1.花粉の飛散期は、治療をスタートできないから

舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に取り入れ、

体を慣らしていく治療法です。 

スギ花粉が飛散している1月〜5月頃は、すでに体が花粉に対して過敏に反応している状態であり、

この時期に治療を開始すると、

強いアレルギー反応(副作用)を引き起こすリスクが高まってしまいます。

そのため、スギ花粉が飛散していない時期(6月〜11月頃)にしか治療を開始できないとガイドラインで定められています。

2.効果を実感するまでに時間がかかるから

舌下免疫療法は、薬を飲んですぐに症状が治まる即効性のある治療ではありません。

少しずつ免疫を変化させていくため、効果が現れるまでに最低でも数ヶ月〜半年程度の期間が必要です。

そのため、花粉が飛び始める直前の12月などに慌てて始めても、

翌年の春のピーク時には十分な効果が間に合わない可能性があります。

3. 「6月〜11月」が次の春に向けたベストタイミング

副作用のリスクを抑えつつ、次の春にしっかりと効果を実感するためには、

「6月〜11月」の間に余裕を持ってスタートを切るのが最も理想的です。 

この時期から毎日コツコツと治療を続けることで、

翌年の春には症状の緩和や、アレルギー薬の減量が期待できます。

南流山内視鏡おなかクリニックの舌下免疫療法(スギ花粉)

当院では、スギ花粉症に対する舌下免疫療法を実施しております。

「南流山内視鏡おなかクリニック」という名前ですが、内科全般の診療を行っておりますので、「おなかの相談ついでに花粉症の治療も始めたい」という方にオススメです。

また、治療を途中で中断させないための「サポート体制」と「オンライン診療」に力を入れています。

治療の具体的な流れ


1.初回受診・アレルギー検査

    まずは問診を行い、採血検査で「スギ花粉症であること」を確定診断します。

    (※他院での検査結果をお持ちの方は、改めての検査が不要な場合もあります)

    2.検査結果の説明・初回処方(院内待機)

      スギ花粉症と診断されたら治療スタートです。安全のため、初回の服用は必ず院内で行い、アナフィラキシーなどの副作用が出ないか30分ほど待機・経過観察をします。リラックスしてお過ごしいただける環境を整えております。


      3.2週間後の再診(お薬の増量)

        最初の1週間は少ない量から体を慣らし、問題がなければ3週目から通常の量に増やします。

        4.月に1回の定期処方(★オンライン診療に切り替え可能)

          その後は月に1回程度のペースで、お薬の処方のために受診いただきます。
          ※オンライン診療の場合は最低でも半年に1回は対面診療をお願いしております。

          挫折しないための「サポート体制」と「オンライン診療」

          舌下免疫療法は3〜5年という長期間の継続が必要なため、

          「毎月クリニックに通うのが大変になってやめてしまった」というケースが少なくありません。 

          そこで当院では、状態が安定した患者様には4回目以降は「オンライン診療」をご案内しています。 

          スマホやパソコンから受診でき、お薬はお近くの薬局で受け取れるため、

          お仕事や家事で忙しい方でも無理なく治療を継続できるサポート体制を整えています。

          【よくあるご質問】費用や対象条件について

          Q. 治療の対象になる条件はありますか?

          A. 採血検査でスギ花粉症の確定診断を受けた方が対象です。(当院では中学生以上の方を対象としております)。

           ※ただし、以下に該当する方は治療を受けられない、または注意が必要です。

          • 重症の気管支喘息の方
          • 妊娠中、または近いうちに妊娠を希望されている方
          • 免疫系に異常がある方、ステロイドや抗がん剤を使用中の方
          • 抜歯など口の中の手術をしたばかりの方



          Q. 具体的な治療方法を教えてください。

          A. 1回、お薬(シダキュア)を舌の下に置き、1分間保持したあとに飲み込みます。その後5分間はうがいや飲食を控えていただきます。これを毎日、3〜5年間継続することで、体をアレルゲンに慣らして根本的な体質改善を目指します。



          Q. 費用はどのくらいかかりますか?

          A. 舌下免疫療法は健康保険が適用されます。

          • 初回の診療+アレルギー検査: 約5,000円〜8,000円程度(3割負担の場合・検査項目数により変動)
          • 毎月の治療費(お薬代+診察代): 月に約2,000円〜3,000円程度(3割負担の場合) 

          ※他のアレルギー検査を同時に行う場合や、お住まいの南流山市の医療費助成が適用される場合は金額が異なります。

          来年の春を笑顔で迎えるために、今から準備を始めませんか?

          「毎年、花粉症の薬を飲むと眠くなって仕事に集中できない」 

          「ティッシュが手放せず、本当に辛い」

          そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ今年の夏〜秋にかけて舌下免疫療法を検討してみてください。

          来年の春に向けた準備を始めるなら、飛散期前の「今」が最大のチャンスです。

          ご興味のある方、自分が治療の対象になるか詳しく知りたい方は、

          ぜひ一度「南流山内視鏡おなかクリニック」までお気軽にご相談ください。

          一緒に、花粉に悩まされない快適な春を目指しましょう!


          関連リンク

          舌下免疫療法(スギ花粉症・ダニアレルギー)