十二指腸癌とは?
十二指腸(じゅうにしちょう)は、胃と小腸(空腸)の間にある消化管の一部で、長さは約25cmほどです。胃で消化された食べ物がまず通る部分であり、胆汁や膵液と混ざり合う重要な場所でもあります。
この十二指腸に発生する「癌」が、十二指腸癌です。発症頻度は比較的少なく、全消化管の癌の1%以下とされています。しかし、発見が遅れると進行して治療が非常におおがかりとなるため、注意が必要ながんの一つです。
十二指腸癌は膵管や胆管という管がつながっており、これらの開口部を乳頭部といいます。乳頭部にできる癌を十二指腸乳頭部癌、それ以外を非乳頭部癌といいます。ここでは、主に非乳頭部癌についてご説明します。
十二指腸癌の原因
① 喫煙・飲酒
たばこを長期間吸うことや、お酒を多量に飲む習慣は、十二指腸を含む多くの消化管に炎症を起こしやすくし、がん化のリスクを高めます。慢性的な炎症は細胞内の遺伝子に傷をつけ、やがて癌化につながります。
② 脂肪の多い食事
動物性脂肪(肉や乳製品など)を過剰に摂取する生活習慣は、胆汁の分泌を増加させます。胆汁が十二
十二指腸癌について:原因・検査・治療法をわかりやすく解説
2025.06.05

