皆さまこんにちは、南流山内視鏡おなかクリニック管理栄養士の熊谷です。
「お米を食べよう!」当院では、お米を食べる事を推奨しています。
理由と致しましては、お米は食物繊維とデンプンを多く含みます。デンプンは小腸で消化されずに大腸まで流れていくと、食物繊維の代わりになります。食物繊維は大腸にいる腸内細菌の栄養となり、腸内細菌が活発に活動することによって、腸の動きだけでなく身体の様々な場所に良い効果をもたらしてくれます。そして体の中で消化されず、腸内細菌にも利用されなかったデンプンは便の形を作ってくれます。
このような理由で、お米を食べることを推奨しているのです。
しかし、もともとパンが好きな方や手軽に食べられるパンやパスタを選びがちな方が急に毎日の食事を小麦からお米に変えるのは難しいですよね。診察や本では米粉を推奨しているが取り入れにくい…
でも、やってみたら全然想像と違うのです。
小麦パンよりも短時間で作れる!
出来立ての米粉パンってこんなにおいしい!
米粉パンのおいしさや作りやすさを体験して貰いたい!
そんな気持ちが募る中、とあるイベントの参加にお声をかけていただきました。
それが、京和ガス株式会社主催 ガス展の中で行うFlower*Flour Marketでの出店です!
こちらのイベントでは、お花や、小麦粉、米粉にちなんだマルシェを開催するとの事でした。
米粉!これはチャンスだ!と思い、「おなかの不調に寄り添う料理教室」第1回目として、Flower*Flour Marketのブースの一画にて米粉のパン教室を開催致しました。
私自身小麦粉パンを趣味で作っていた程度で料理教室を自分が主体となり開くことは初めての事でした。
ほぼ毎日米粉のパンを作り練習を致しました。
ある時は米粉パンの生地がうまく膨らまず、ういろうの様なパンではない物が出来たり…
ある時は水分調整が上手くいかずカピカピのパンが出来上がり…
キッチンの壁に向かい、ひとりで話をしながら教室の練習…
と、試行錯誤の結果無事に皆様にお伝えが出来るレベルまで腕を上げることが出来ました!(米粉パンレシピはこちら)
米粉のパン教室では、計7名の方にご参加を頂きとても嬉しく思います!
お恥ずかしながら、最初は緊張してしまい何を話したかもあんまり記憶にない状態です。
しかし、皆さまとってもおいしく米粉パンを作ることが出来、最後には楽しかったと声を掛けていただけた事は貴重な経験となりました。
また、今回の料理教室を大成功に導いてくださった方の1人がDO PLUSの堂下様です
堂下様は、食でスポーツを応援&サポートをすることに取り組み、料理教室「身体を作るアスリートごはん」を主宰。
参加者さまの作業フォローなどを料理教室のプロにサポートをしていただき、滞りなく終えることが出来ました。この場を借りて再度感謝申し上げます。
今後アスリートごはん×南流山内視鏡おなかクリニックで何かイベント企画が出来ればと考えており、楽しみにしています。
当院では、管理栄養士が行う栄養指導がございますが、理念として掲げております「おなかの不調で悩む全ての人に寄り添い安心感を提供する」事をより体感していただける場が作れないかと日々模索しておりました。
今後も皆さまの声を糧に、おなかに優しい料理や米粉の良さを発信できるような料理教室を第2回・第3回と開催出来るよう頑張ってまいります。
ご興味がある方は是非当院受付にてお声がけいただけますと幸いです。